調査例② 人探し/家出調査 2023.10.30(月)ご依頼分
<調査内容> 人探し/家出調査
<ご依頼主様> 兵庫県在住 男性 会社員 38歳
<ご依頼内容> ある日突然、奥様と小学校3年生の娘が家出して帰らなくなった。奥様の勤
務先に連絡したが、家出した翌日から欠勤しているとのこと。
奥様と娘は行動を共にしており、一緒に住んでいると思われるので、娘様が
通っている小学校の下校時間より張り込みを実施し、娘様を尾行することで
住んでいる場所を突き止めたい。
調査は、下校1時間前を含め合計3時間とし、1日目調査で娘様を確認でき
なかった場合は、翌日同様の時間帯で2日目調査を実施。
娘様の確認が出来て尾行を開始した場合は、帰宅するまでの時間を追加調査
とする。
<事前情報> 元々は妻と娘様の3人家族。
普段から夫婦仲が悪く、家出をした前日にも些細なことで口論となった。
娘様の写真および特徴を確認。
<調査結果> 【1日目調査】
下校1時間前から張り込み開始。対象者が児童なので、調査の過程で不安感
や恐怖を持たせないよう細心の注意を払って調査を実施した。
調査時間内(3時間)において、娘様の下校確認はできなかった。
【2日目調査】
調査時間や方法については、1日目調査と同様に実施。
調査時間内(3時間)においても、娘様の下校確認はできなかった。
👉 依頼者に電話報告するとともに、小学校に対して出席の有無を確認するかど
うかを確認。
依頼者より是非確認してほしいとのことだったため、小学校に出向き事情説
明したうえで、〇〇さんの出席状況を確認したところ、意外な返答があった
👉 結論から言うと、娘さんは学校を休まれていた。
その理由として、小学校の先生からのお話によると、お母様がご主人から暴
力を振るわれていて(DV)、一時的に娘様とともにシェルタ-に保護され
ていたことが判明。それ以上のことはお話できませんとのことでした。
<調査打ち切り> DVの事実関係は不明だが、依頼者に連絡して事実確認した結果、DVの
事実を認めた。
👉 探偵業の業務の適正化に関する法律(探偵業法)第9条に抵 触する可能性
があるため、調査の打ち切り(中止)を通告し了承した。
※ まさかDVを予測していなかった。事前に犯罪利用を阻止できて良かった。